健康

過去のトラウマは忘れた頃にやってくる。今という瞬間の連続が未来である。

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先日、僕が5年前に退職した職場の上司からふとメールをもらいました。僕が新卒で入社してから手取り足取り色々と教えてくれた方で、社会人として、商社マンとしてのマナーや仕事への取り組みかたを教わりました。

年は確か7、8個と一世代以上も上のひと。そのメールをもらって久しぶりに頭痛が始まったので過去を振りかえります。念のため言っておきますが、この上司はメチャクチャ優しいひとで僕がうつ病になった原因ではないのであしからず。

 

激務だけど居心地がいい環境

北は東北から南は九州の博多まで、国内市場の担当でもあったので出張でよく一緒に行ったのがなつかしい。仕事は朝から晩まで激務といっていい職場だったもののやりがいは強く、それに自分なりにやりたいことを探して提案すればある程度のことは責任もってやらせてくれるような職場でしたね。

 

専門商社という激務な環境ではあったものの、あれは人情深い社長や少ない社員の一体感がイケイケドンドンなそれなりに居心地のいい環境を作り上げてたんだと思います。

 

研修で半年間アメリカへ。これが悪夢のはじまり

入社から3年がたつと、研修生として6ヶ月間のアメリカ研修が決まりました。日本の居心地がいい環境下から離れるのが寂しい気持ちがなかったかといえば嘘になるとはいえ、当時はアメリカの乳製品への市場が熱くなっており、日本への輸入先との関係強化や新規開拓が必要。そのすこし前に業務提携しだした一人社長の元に僕は置いてもらうことになったんです。

 

常にあたらしい商売を作ろうとしてたのが評価されたこと、ちょうどアメリカ市場が日本にとって大切になってきたこと、それらが重なり会社としては期待を込めて僕を送り込んだ…というところでしょう。

 

適応障害を発症。その後うつ病へ。

結果として日本の恵まれた環境下で過ごしてきた僕は、アメリカでの孤独と日本側のお手伝いのようなサポート業務に耐えられずに適応障害を発症。その後うつ病に何年も苦しめられることになりました。いま振りかえると当時の僕は異常で、とにかく自分を意識的に追い込むことが成長につながり将来の幸せになる…と強く思い込んでました。

 

異常なまでの企業戦士というかサラリーマン魂というか、ゆがんだ働きかたをする毎日。朝5〜6時に起きて夜まで仕事、その後はひとりで意識がなくなるまで飲みつづける生活を2年以上も続けてたことになります。肝臓も悲鳴をあげてて健康診断では毎回ひっかかってました。

働きまくればやりたいことができるようになると信じて疑わなかった。その「やりたいこと」が何なのかまったくわからないというのに…。

 

そのときは社内で実力が認められれば新しい商売も作りやすくなり、東欧の駐在所をつくることを自分のなかで掲げていました。それはそれでひとつの目標、達成したいこととしてはいいんでしょうが、じゃあいざそれが本当に僕がやりたいことだったのか…というと疑問です。ほかにもっとやりたいことがあるのにその現実から逃れ、というより現実と向き合うことや、自分自身の本心と向き合うことからずっと逃げていたんだと思います。

 

 

過去は過去。今という瞬間の連続が未来

植物を手に持つ姿

病気になって今があるけど、もしあの時にロサンゼルスで病気にならなかったらどういった人生を歩んでいたんだろう?

あの異常な生活をつづけてたら精神的に追い詰められただろうけど、もしかしたらなにかのキッカケで真っ当な生活リズムに戻ってた可能性もありますね。

 

そんなことは考えてもどうにかなるわけではないので、過去は過去、今は今、そして将来は今やってることの結果として、今できることを自分を見失わないようにしながらこなしていくだけです。たまにうつ病を患ったことがある方でその過去の呪縛に悩まされてる、というか過去の栄光を引きづってる方をみます。過去は過去でしかなく、たまに思いだして懐かしむぐらいならいいとしても、それに囚われてるようでは身動きが取れなくなります。

 

もういっそのこと過去のことなどすべて忘れ去り、将来、そして何より今この一瞬を生きることのほうがよっぽど大切ではないでしょうか。そう言うのは簡単でもなかなか出来なかったりしますけどね。ふとした誰かの言葉がキッカケでその意味がわかるようになるものです。

 

ふとしたキッカケで蘇るのがトラウマか…

とちょっとだけ偉そうな発言になりつつあるので、このあたりでやめときます。上司から本当5年ぶりぐらいにメールがきて、走馬灯のように当時の記憶がかけめぐったので書きなぐってみました。この上司からのメールを受け取ってから頭痛が止まらないことを書いて「やっぱりまだトラウマなんだなぁ…」というひねくれた内容の記事を書くつもりが、まったく別物になってしまいました。笑

 

ちなみにこの上司は僕がロサンゼルスに行く直前にオランダのアムステルダムに駐在員として派遣され、その4、5年にわたる駐在が終わり帰国したのでメールをくれたみたいです。こんど飲みに行くことになったので(といっても日にちはまだ決まってない)楽しみではあるものの、僕自身の体調がどのように変化するのかちょっと心配です。

どっちみちこうした真相心理の深いところに眠ってるトラウマはできるだけ取り除いたほうがいいでしょうから、ひとつの節目となればいいんですけどね。

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