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鹿(シカ)が住む空中都市。ド素人でもデザインづくりは楽しいぞぃ

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さっき投稿したインクマンシリーズとは別に、フリー素材のシルエットを組み合わせてつくるデザインもあります。こうしたのを1からイラストレーターでつくるのは小手先の技術しかない僕には無理とはいえ、既存のものを感性に従いながら組み立てるのは楽しいもの。ちょろっと掘り下げてみましょう。

技術なし、素材ありきで作っていく…

デザインやイラストをゼロから作れる方は違うんでしょうが、僕の場合はシルエットの素材ありき。商用利用が可能なシルエットデザインで無料のものから有料のものまで探しつづけます。ロマサガばりにピッカーッン!っと新しい必殺技をひらめくまで忍耐、忍耐、ひたすら右脳を刺激しつづけます。

 

すると降りてくるんですよね。神様〜が…苦笑。

でこのデザインはまずシャレた丸をふんだんに使い、雰囲気のいい木のシルエットがあったのでガッチャーンと合体させ、色々といじくってるうちに丸がフワフワと浮いてるように見えてきました。いろんな角度のシカ素材があったので「じゃぁ奈良のシカならぬ、空中都市をピョンピョンと飛びまわるシカの世界にしよう…」といった感じでやってみたんです。

 

これ、元々はたくさんの丸は同じ大きさで統一させてました。で出来上がったものを見てもどうも退屈な出来。理由がわからず「なにかがダメだ…」と悲しくなってたときに再度ピッカーン!と閃きました。

大きさを変えて全体にメリハリをつけたんですな。それだけで印象がガラッと変わるから楽しすぎます。この瞬間は必殺技の乱れ雪月花を覚えたごとく、なにか強敵を倒してレベルアップしたかのように気持ちいい。これが病みつきです…苦笑

 

クライアントの依頼でつくるデザインやイラストはその相手に満足してもらってなんぼでしょうが、このピッカーン体験にいたってはもうエゴの塊、100%自己満足の世界です。ただし、そうしたものは大抵売れるんだってから不思議なものです。

1点物はパソコン上では白黒で終わり

こうしてデザインの骨格ができあがったら本来であれば色付け作業をするのが一般的なのでしょう。が、僕はやりません。どうも色付けには心ときめかず、白黒のままで完成とします。これはおそらくTシャツをシルクスクリーンプリントを前提としてかんがえてるのが大きいんじゃないかなと。

 

シルクスクリーンでは色ごとに版をを変えるのが伝統的なやりかたなので、色が増えれば増えるほど手間はかかるし外注する版の数も増えます。そこで厄介なのが、この版は自作するには露光器と知識が必要になるため、僕らは自作していません。正確にはシェアアトリエで自作してたことはあるものの、外注を前提として考えています。

 

すると1版あたり1万円ちかくするので、どのぐらい売れるかどうかもわからないものをカラフルにして、3版も4版も使うわけにはいかなったわけですね。そうした懐事情が結果として1版多色という非効率ながらも色を無限に使える方法をやり始め、ゆくゆくはひとつの柱となるキッカケとなりました。

 

制限があったからこそ生まれた発想といったところかな。とはいえ、このときから1版多色をやってる人たちはチラホラいたので、出展イベントでそれを目の当たりにしたのも脳内での転換期だったと言えそうです。

1版多色はべつに新しい手法でもなく、やってる人はずっと前からそれなりにいたはずです。それを自分たち流にアレンジするのが大切なだけで、どうしても非効率きわまりないプリント方法なのでやりたい人がすくないだけです。

 

以上、そんなこんなでできあがった鹿が飛び交う空中都市なのでした。

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