外国で感じる日本人の親切心。外に出ることは自国を客観的に見つめるいい機会になります。

空
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海外にくるとちょっとしたことで日本を見つめる機会がたくさんあるもの。
スリランカへ行くのに経由したタイ空港での税関で、ほんの些細なことですが感じたことがあるので書いておきます。




日本人の他者への思いやり。

乗り換えなので飛行機にもちこむ荷物の検査はしないかと思いきや、通常通りの荷物検査がありました。

そこでのスタッフの態度の悪さといったものは海外では日常的にみるものですし気にしないようにしたいものですが、どうしてもスタッフの適当さに嫌気がさしてきますね。空港に限ったことでなく、街中の飲食店やショップもだけど…。
X線検査ででてきた荷物の箱をだるそうにボンボン投げて重ねていたり、みんながウンコ座りしながらダベってたり、こうした光景をみるたびに日本の素晴らしさを再認識します。

 

それと印象的だったのが、X線検査のボックスに持ってる荷物を置くときのできごと。僕のまえには3名ほど並んでる状態で、小物を入れるボックスはなぜかX線検査のすぐ横に置いてあって順番のギリギリになるまで取ることができない。

 

そこで僕は順番に取るのを待ってたものの、後ろに並んでた人が前のほうまで行ってボックスを持ってきました。

早く準備したくて我慢できないんだろうな…。そう感じててっきり僕の分も含めて親切にいくつか持ってきてくれるもの…と思いきや、持ってきたのはひとつだけ。

 

てっきりいくつも持ってきたと思った僕はボックスに自然に手が伸びかけた途端、クイッと遠ざけられました。

 

自分用に持ってきたのに何使おうとしてたんだよコラ!しばくぞ!笑

といったとこでしょう。

あの状況だと日本であれば十中八九いくつか他人の分まで持ってきてると思うんですよね。
そしてそれが当たりまえだと感じてしまうほど僕は日本文化にどっぷり浸かってるんだなぁ…と。

 

こうした出来事があるとやっぱり日本人の他者に対する親切心、気づかいというのは超一流なんだと再認識しますよ。

 

それだけまわりの人たちとの助け合い精神がある文化、言い換えれば他人の目を気にしてるといったことにもなりますけどね。日本人の奥底に根付く村社会意識、同族意識が影響してるのかもしれませんな。

 

以上、タイ空港の税関の手荷物検査でふとしたできごとから日本人の親切心、やさしさを感じた話でした。

 

とはいえ、どの国でも気持ちいい対応をしてくれる人はいるもの。

それは途上国でも一緒ではありますが、そうした人はたいてい海外に住んだ経験があるか、お金持ちだったりします。他者への気づかいは、多様性を知ること、お金に余裕があること、他者への思いやりを日常の光景とみることができる文化、といった経験や背景が必要になるんじゃないでしょうか。

 

おわり