いろんな魅力にあふれた国スリランカ。
旅するときに気をつけたい注意点がいくつかあります。スリランカ人の両親をもつ妻がいるので今までなんども行ってますが、どうしても苦手なものは苦手です。
はじめて旅行する方の参考までに、僕がスリランカに滞在してて感じる気になる点をいくつかあげてみましょう。
蚊、蚊、蚊!
これはスリランカのガイドブックや旅行会社のスタッフに聞いたらみんながみんな真っ先に言うことですね。
蚊に刺されずにスリランカを旅することはほぼ不可能で、毎日必ずといっていいほど数ヶ所、いや数十ヶ所を刺されます。平均10個ぐらいかな(笑)もちろん人によりますが。
白人の旅行者でとくに赤ちゃんや子どもは蚊に刺されたあとが目立つので、街中を歩いてて見かけるとかわいそうになります…。でも仕方ない。
日本より強力な蚊。刺されたカユミが半端ない
さらに追い討ちをかけるのが、日本の蚊と比べてかなり強力。日本の蚊の戦闘力をクリリンとすると、スリランカの蚊はベジータ並みです(笑)わかるこれ?
刺されたときのカユミは日本の蚊の2倍ぐらいあるんじゃないかと思わせる破壊力ですので、外出するときだけでなく寝るときにも蚊よけスプレーは必須です。
そんな蚊だらけのスリランカで不思議なのは、この国ではなぜか網戸は一般的でなく、家の中は外につながるスキマだらけ。
だから蚊が好き放題に家のなかにはいってきます。蚊よけネットを広げて寝るのが一般的ではあるものの、家に蚊が入ってこないように網戸つければいいのに思ってしまいますが…。
ただし、聞くところによると現地の人はあまり蚊に刺されないとかどうとか。
それでも蚊が媒介するデング熱にかかるスリランカ人はいっぱいいるので、外国人より刺されないことはあっても相当数は刺されてるんだと思いますけどね。日常的に…。あたりまえすぎて気にしないだけなのかも…笑
蚊が気になるなら中級以上のホテルを
一般家庭がそうした状況なので、安宿は蚊の対策があまりしっかりしていません。冷房がないだけでなく蚊帳に穴があいてることもあるので注意が必要です。
蚊に刺されるのが嫌で仕方ない、すこしでも刺される数を減らしたい、といった方は中級以上のホテルに泊まるのが賢明でしょうな。1泊3000円以上であればエアコン付き、つまり蚊が入ってくるスキマがない造りのとこも見つかります(もちろん場所、時期による)。
とはいえ外出中は対策が必要なので、こうした蚊除けスプレーは必需品ですね。
空気の汚れがヤバイ!
ディーゼル車が多いスリランカではかなり空気は汚いです。
途上国特有のモラルのへったくれもない交通状況で、ディーゼルの煙だけでなく、つちぼこりが街中をおおいます。とくにコロンボのような混沌とした都市部ではその傾向が顕著で、富裕層は車の窓はどんなに暑くても一切開けません。
旅行者もタクシーを使えば可能なものの、一般的な交通手段はトゥクトゥクという三輪車になるでしょうから、あるていど空気の汚さを感じるのは仕方がないでしょう。
片道20分ぐらい乗ってるだけで、ノドがイガイガしてきますよ。ケムリとホコリを吸い込んでる証拠でしょうな。
こればっかりは好きになれません。できれば毎回冷房の効いた車ででかけたい(泣)
なんでも外国人価格
途上国にはよくあることですが、現地の人たちと外国人では観光施設の入場料が異なります。それも数倍、ときには10倍以上高いなんてこともあるので正直いっていい気分はしません。
それが外貨を稼ぐ手段なんでしょうが、僕と妻ではどこに行っても支払う価格がちがってくるんです。これは嫌だなぁ…。
と書いてたら、どうやら結婚してることを証明できるものがあれば大丈夫みたい。ツイッターで教えてもらいました。なにを見せればいいか不明ですが、ちょっと考えてみよう。。。
しかもそれは観光施設だけでなく、トゥクトゥクやタクシーといった正規料金が曖昧な乗り物でも顕著で、外国人とみると法外な値段をふっかけてくることもあります。ただこれは外国人に限ったことじゃなくて、現地の人でも相手によっては値段をつり上げたりしてるようですけどね。
とれるところからはとる。
トゥクトゥクをやってる人はあまり裕福ではないでしょうから、こうしたことも日常茶飯事で起こるのでしょう。ただ今は電子メーターが付いてるトゥクトゥクも多いので以前よりも安心できるようになりました。前回きた4年前はみなかったなぁ…。
高速道路やあたらしい観光名所やビル群、この4年間でものすごい発展してましたよ。旅行者向けのビジネスが盛んなので、おしゃれなカフェやレストランも少しずつ増えてる印象です。
それでも魅力だらけのスリランカ
スリランカ人の家族といっしょに行動してると、たんに観光で旅行してるだけじゃ見えない、知れないことが経験できて楽しいですな。スリランカの一般家庭にホームステイしてるようなもんです。
庭には野生のリスやホタルが毎日でてくるし、ココナッツやバナナもそこらじゅうにあるようなジャングルです。
自然が好きな方にはタマラナイのがこのスリランカという国で、経済発展をあえて急がないで、すこしずつ成長すればいいからそれよりも毎日をもっと豊かに楽しく笑ってすごしたい。
そうした雰囲気にあふれてます。
スリランカを代表する建築家「ジェフリー・バワ」の作品がとにかく有名ですが、それ以外にもイギリス植民地時代の建物を利用したホテルや豪華なリゾートホテルなど、宿泊施設もバラエティ豊かです。
参考:スリランカ旅行で泊まりたい!天才建築家ジェフリー・バワのおすすめホテル5選!
せっかくスリランカまで行くわけですから、ジェフリー・バワにこだわらないとしても、すこしぐらい奮発して良いホテルを探してみてもいいかもしれませんね。
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予約サイトでスリランカのホテルを見てみる。
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PS. スリランカに関連したメディアを作りたかったので、まずは取っ掛かりとしてスリランカの家庭料理に特化したレシピのサイトを作成中です(英語)。
これはゆくゆくはレシピだけじゃなく情報を広げていきたい。
日本語版もつくろうかな〜と思いましたが、日本語だとスリランカは旅行以外の需要が少ないので却下。なんか日本語でもできればいいんだけどね。
そういや青年海外協力隊の隊員らしき人たちが数年前に情報サイト作ったみたいだけど長くは続かなかったみたいだし。。。