沖縄の那覇で泊まった旅行最終日。
どこか沖縄らしい料理が食べたいな〜と探してたどり着いたのが、「ゆうなんぎい」という沖縄の郷土料理をだすレストランです。
地元に根付いた昔ながらの料理屋さんといった雰囲気が、なんとも味わいのある店構えです。
世界的な旅行レビューサイト「トリップアドバイザー」で那覇レストランの1位に輝いてることもあってか、外国人のお客さんもたくさんいましたよ。
スタッフの接客、料理の味ともにすごくよかったので、また立ち寄って今度は違う料理にもチャレンジしたいです。
どんな夕食だったのか見ていきます
那覇の人気レストラン「ゆうなんぎい」
場所が国際通りからすこし入ったところにあり、ただ歩いてるだけだとまず気づかないはず。
店構えも目立つわけでないので、口コミかネットで調べないと初めての人は立ち寄らないでしょうね。にもかかわらず人気店としての地位を確立してるんだってから、すごいとしかいいようがありません!
ぶっちゃけこうしたたたずまいなので、見つけたはいいものの入るのに少しのあいだ躊躇してしまいました。
店の外にこうしたメニュー一覧があるので価格帯とどんな料理があるのかわかるので安心できます。夜はソバを出してないので注意してね。
平日の夕食時間前にもかかわらず、テーブル席は満席でした。
カウンターに通され、まずはメニューに目を通します。
目の前がこうした光景でなんか楽しいな〜と思いながらメニューを眺めてると、もうね、はじめてのお店で沖縄料理がずら〜と書かれてるため何を注文していいかわからず、そのまましばらく硬直(笑)
するとそれを察知した店員さんがオススメ料理を教えてくれ、いろんな沖縄料理を楽しめるコースを二人でシェアしてはどうか?とのこと。
いや〜、店員さんの接客レベルがすごく高いですね。
料理を持ってきてくれるときも一品ずつどんな沖縄料理か説明してくれたし、悩む観光客にもすごく慣れてる感じです。
かといって地元民らしきお客さんにもすごく丁寧で、話を聞いてるだけで気持ちよくなる接客です。
すすめられたコースメニューのA定食に決め、僕はオリオンビール、妻はうっちん茶なるウコンが入ったドリンクを飲みながら料理を待ちました。
人気メニュー、ゆうなんぎいのA定食
ここでは食べた料理を紹介していきます。
ジーマーミ豆腐。
落花生(ピーナッツ)をつかった郷土料理です。
やわらかい食感ですこし粘り気があり、甘めのタレとの相性もいいですね。おいしい。
ミミガー。
豚の耳をつかった料理で、ポン酢との相性抜群!
名古屋でたまにいく焼き鳥屋さんにある鳥の皮をポン酢でまぜたのに似た味でした。さっぱり食べれて好きです。
ただし、妻は豚の耳というだけで苦手意識がでるようで、味は好きだけどあまり食がすすまなかったみたい。
なので僕がほぼすべて完食!ごちそうさま。
カラスドーフ。
なんじゃこれ、はじめて見た!
どうやらスクガラスという小魚を塩漬けし、それを豆腐に乗せてるみたい。
たしかに塩辛い魚と固めで淡白なトーフが見事にマッチしたような味わいだった気が。。
それにしても知らない魚と料理ってたくさんあるもんですね〜。
クーブイリチー。
昆布や他の材料を、豚肉のダシで煮たものみたい。昆布ずきにはたまらない一品でしょうな。
それにしても沖縄は有名なアグー豚、豚足、ミミガーなど、豚肉がすごく一般的ですね。
スーパーマーケットで買い物したときにも、冷凍食品や冷蔵コーナーでふつうに豚足やら見たことない豚の部位が売ってたのはすごく驚きました。
おなじ日本でもその地域に根づいた文化はちがうものですが、それが琉球王国があった島国の沖縄では違いの差が大きいといったところなのかもしれませんね。
ほんと、外国でも国内でも、あたらしい土地でスーパーマーケットに行くのって楽しすぎます。
フーチャンプルー。
妻とともに大好評だったのがコレ!
麩(ふ)を炒めた料理で、やわらかい食感とにじみ出る旨味と甘さが口いっぱいに広がります。これはマジうまい!
話しこんでため運ばれてきたときにしっかりと料理の説明聞いてなかったんですが、まさか麩(ふ)だとは思わず、ふたりで「これ卵かな?いや豚肉じゃね?なんだろう。とにかくメチャクチャうまい!」と、庶民の味ながらもその美味しさに感動さえ覚えたものです。
これだけでご飯2杯いけます!
ラフテー。安定のおいしさです。
くちのなかで豚肉がトロけますね。しっかり味が染み込んでました。
いなむるち(イナムドゥチ)。
豚肉や油揚げ、大根、人参などを短冊切りにして、白味噌でつくる味噌汁のようなもの。
豚汁のようで食べごたえもあり、おいしかったです。
グルクンの唐揚げ。
沖縄を代表するといってもいいぐらい一般的な魚。
沖縄に来るまで聞いたこともなかったですけどね。クセのない、さっぱりした味わい。
うっちん茶。
ウコンが入った飲み物で、成分のクルクミンが肝臓にいいみたい。
妻の第二の故郷スリランカでは一般的なので、こんな飲み物があるとは知らなかったため喜んでました。
ゴーヤチャンプルー。
これはA定食には含まれてなかったけど、せっかく沖縄に来たからには食べたい!ということで別途注文。
ゴーヤだけを食べると苦くてキツイものの、豚肉や卵といっしょに食べると苦味と旨味が口のなかでいい具合いに混ざります。
これを沖縄らしいと感じるのは、まだまだ沖縄ビギナーだからかな。おいしい。
沖縄旅行の最終日においしい郷土料理が食べれてよかったです。
いつも旅行の食事先って困るので、こうしたところが見つかると嬉しくなってきますね。店員さんの接客も気持ちいい、オススメの料理屋さんになりました。
値段もお手頃で国際通りからすぐなので、那覇で夕食を食べるときには利用してみてください。