スリランカ ハンドメイド

いまの仕事をはじめたキッカケは情熱。オーガニックコットンのTシャツ作りと、スリランカでのものづくり

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質問をいただいたのでそれに答える形で書いていきたいと思います。

モトハシさんが現在の仕事を始めたきっかけや始めるにあたって苦労したことなど、詳しくお話しを聞かせていただけませんか?宜しくお願いします。

 

自己紹介やどういう経緯での質問なのか丁寧に書いてくれてたので嬉しいですね。

最近は問い合わせもすこしずつもらうようになってきて、たんに「メール交換しましょう。」とかわけわかんないメールも届くので、しっかりした内容で書いてくれるとすごく答えやすいですな。

 

僕の考えや経験がすこしでもお役に立てるなら光栄であります。はい。

いまの仕事を始めたきっかけ&苦労したこと

まず、いまの仕事はなにかというのを整理しておくと、

  • Viri Fideでの物販
  • ブログ運営での広告収入

この2つが主な収入源になります。

 

かんたんにどういったことをやってるか紹介しておくと、Viri Fide(ヴィリフィデ)は、「エコ素材を使ったTシャツやパーカなどのアパレル」と「スリランカの職人と一緒につくるものづくり」の二つを展開する、夫婦ふたりで運営する小さなライフスタイルブランドです。

 

一方ブログはというと、お役立ち情報を書いて集客し、グーグルアドセンスやアフィリエイトプログラムを利用した広告で収益をあげています。

Viri Fideをはじめた理由

オーガニックコットンのTシャツブランド

サラリーマンを辞めて起業するキッカケになったのは、うつ病です。

適応障害からうつ病を発症して、休職と復職をなんども繰り返したのち、もう同じ会社で働きつづける気はミジンもなくなりました。

かといって体調もすぐれないので転職活動も積極的にはしませんでした。

 

ただ休職中にいろんな本を読んだことで新たに自分のやりたいことが見えはじめました。それが学生時代から関心の強かった途上国の貧困や地球環境への貢献といった、いわゆる社会貢献という分野。

 

大学卒業のときには就職先の候補としてNGOも考えていたほどなので、もともと関心があった分野なんですよ。

 

で休職中からなにか貧困問題と向き合うことをやりたい、環境にいいことをやりたい、社会起業家になりたい(笑)、と色々とネタを探しまわるなかで、僕らが着る洋服につかわれる一般的な材料のコットンに大きな問題が隠されてることを知りました。

 

ウズベキスタンの児童労働や、コットンの生産に使われる農薬と殺虫剤で病気になる農家の人たち、それだけでなく農薬によりその土地は荒れていき、何十年もすると同じ土地はもう使えなくなるとかどうとか...

 

こうした現状を打破する選択肢=生産者にもやさしい、地球環境へのダメージも最小限にする選択肢として、オーガニックコットンがあることを知りました。

 

殺虫剤をつかわずテントウムシに害虫を食べさせたり手間暇は通常のコットンの何倍もかかるとはいえ、農薬で病気になる生産者は減るし、環境にもいいことは明らかです。

ただその分、どうしても原料としての値段はコットンよりも高くなり、僕らが目にする最終製品の値段も上がってしまいます。

 

たしかオーガニックコットンの生産量は全コットン生産量の1%にも満たないはず。

 

通常のコットン生産すべてが悪といったわけではないでしょうが、どういった生産背景で作られてるのかわからない得体の知れないものよりも、生産者、環境に配慮してつくられた製品のほうがよくないですか?

 

ただし、エコ素材というと無地のものばかりでデザインをのせたものが少ない。もっと種類が増えれば選びやすいのに。

ということでデザインをシルクスクリーンでプリントしたものをつくり始めたんですな。

 

そうした考えが僕らがエコ素材のViri Fideをはじめたキッカケです。

Viri Fideは試行錯誤の連続

ぶっちゃけ需要の有無さえテストせずに思い込みだけでスタートしたので、そりゃいきなりうまくいくはずもありません。

ウェブサイトの作り方もわからないし、フェイスブックもツイッターもやってなかったし、集客方法も売り方さえも考えずにはじめましたからね。

 

まずは売れるだけのクオリティにしなきゃいけないので、ネットや本をかたっぱしから読みあさってシルクスクリーンの手法を学び、とにかくTシャツ作りをせっせとやりました。

 

で、半年ぐらいひたすらデザイン考えて(デザインの知識も皆無だったので本で勉強、イラストレーターやフォトショップも自力でなんとか使えるように)Tシャツにプリントしてをくりかえし、デザインフェスタやTシャツラブサミットといったアマチュアでも参加できるイベントで販売してみました。

 

マジで最初は売れるかどうか不安でしょうがなかったものの、最初のイベントで50枚ちかく売れたのが大きかった。市場に受け入れられたことですこしは自信がつき、その後もいろんなイベントに出展しつつネットショップも作成して売りはじめました。

 

でるイベントによっては1枚も売れないこともありましたし、とにかく失敗だらけ。5歩進んで4歩下がるような状態がいまでもず〜っと続いてますな。

ほんと物販はむずかしい…と実感しておりますです。はい。

 

ひとつ今から始める人にアドバイスするとしたら、期待して最初にドカンと在庫をもつのはやめましょう、ということ。あたりまえといえば当たり前なんでしょうが、期待ばかりが膨らむと悪い面は見えなくなりがちです。

 

僕らは最初に数百枚の在庫をドカンっと一気に買ってしまったので、その在庫処理にかなり苦戦しました。ほかのデザインフェスタ出店者が1回の出展で200枚売ったとかって記事をみたので、僕らもそれぐらいいけるだろうって勝手に思いこんじゃったんですよ。

 

で結果は50枚ですからね…。はじめてにしちゃ上出来なはずなのに、目標よりはかなり少ない結果だった...(涙)

最初はどのぐらいに目標を設定すればいいのかもわからないので、なにをするのも始めは小さく小さくやることが鉄則です。

スリランカでの物作りの経緯

オーガニックコットンのTシャツやパーカといったエコラインだけで3年ほどやってたとはいえ、ずっと妻のバックボーンであるスリランカと絡めて何かやりたかったんですよね。

 

ただこのときも何をやったらいいのか分からない(笑)

どうも僕らはやりたいことが漠然としすぎてるようです。。。需要ありきというよりも、エゴありきといったような感じ。

 

でもラッキーだったのは、数年前にスリランカでふと立ち寄ったとこで、いい出会いがあったこと。スリランカはネット情報がまだ限定的なこともあり、人のつながりで得る情報がすごく大切。

 

でたまたま最初に会ったその職人さんたちがめちゃくちゃいい人で、いっしょに何かやりたいと思えたのが大きかったわけです。

 

ほんと今回スリランカに3週間いってビックリしたのが、先進国でもまったく引けをとらないような技術やアイデアを持ってるひとがいっぱいいるんだな、と感じたこと。

ちょっとアイデアを伝えただけで要領よく理解してもらえたり、パパッとその場でつくりなおしてもらえたり。

ただただすごいなぁーと。

 

それと英語をしゃべれる人は多いとはいえ、ローカルな村の職人さんたちで英語を話せる人はほぼいません。

それに英語ができたとしても、そうした人たちと信頼関係をつくるにはスリランカの文化も影響するので一筋縄ではいかないでしょう。

 

スリランカの公用語のシンハラ語(場合によってはタミル語)で話せるネイティブが身内にいる(妻の両親)からこそ、こうしてスリランカの現地職人といっしょに取り組むことができてるといっても過言ではないでしょうな。

 

ほんと恵まれた環境に感謝でありますです。

しっかりやっていくぞー!

 

さいごに、ほぼViri Fideのことばかり書いてブログのことについて触れてないですね(汗)

そっちはほかの記事でちょくちょく書いてきたはずなので興味あれば探してみてください。

 

ではまた。

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