Tシャツを濡らした新商品はカッコよく仕上がったものの商品化はボツ。ポケット用の生地として再利用に。

濡らしたTシャツ

Tシャツ作りであたらしく試した方法があるので紹介します。いつも通りシルクスクリーンして、その後に霧吹きで水をスプレーして濡らしました。大胆な手法ですが、意外とイケてる見た目にはなりましたよ。




ぱっと見かっこいいのができた!

シルクスクリーン アート Tシャツ

 

実はこれはかなり極端なやり方をしてて、ブランド設立当初の人気のないデザインをどうしようか考えた挙句、思いついた方法です。どういうことかというと、人気がなくて売れ残ってしまった商品をどうにかして再活用しようとしたわけです。

 

もう跡形もないんですが、これには元々ホッキョクグマのデザインをシルクスクリーンプリントしてました。ただ販売状況はあまりよくなくて、ネット販売だけじゃなくデザフェスなどのイベントに持って行き値引きしてもさばけませんでした。

そこで苦肉の策としてやむを得ず作ったら、あらいい感じに。

素晴らしいものが出来てしまいました。あは。

濡らしたユニークなTシャツの作り方

せっかくなので簡潔につくり方をどうぞ。

まず絵を描くようにリサイクルインクをブラシで塗りつけ(そう、これは1点ものを作るときに出てくる余分なインクを再利用しています)、乾かしてから白でデザイン部分をシルクスクリーンしています。

 

で、ここがポイントなんですが、白いインクが乾ききる前にバケツいっぱいに入れた水で適度に揉み洗いするんです。そうすると、なんとも言えない独特な風合いに仕上がるのですな。白いインクが適度にはがれ落ちてアート作品っぽくなるというかなんというか。いい感じです。

 

ホント、結構ハマりますよ。シルクスクリーンで刷って水で洗う方法はオススメ。新しいことが好きな人はぜひ試してみてください。手間は掛かりますが楽しいです。

でも商品としては販売しない、できない

ただこの商品は販売用のTシャツとしては、ボツになりました。

なので、いままで一切展示も販売もしてません!

 

理由は、インクを塗りすぎて「カピカピ」になったこと

 

画像だとわからないでしょうが、乾いたあとは、Tシャツがすっごく固くなってしまいました。とても着れるような状態じゃないんですよ。デザイン部分だけとか、Tシャツの一部だけならいいんでしょうけどね。さすがにTシャツ全体がガチガチに固まったような肌触りで、直接着るには耐えられない…。

これはストーリー性を持たせたポケットに生まれ変わった

ので、残念ながらこの状態での販売は諦めました。そこでまた次の展開を考えたすえ、これは一部をブランドイメージを演出するようにTシャツディスプレイとして使用し、残りはリサイクルポリエステルとオーガニックコットンの混紡Tシャツのポケットとして利用することが決まりました。

 

リサイクルポリエステルから作られる弾力のあるTシャツは肌触りがいいだけでなくオシャレ度も高い。そこにこのアート性とストーリーのある生地からポケットを作って、インパクトの強いワンポントにしています。

 

いいものができればあとはどうやって使えばいいかを考えるのみ!

結果的に使用用途が決まって、ホッとしていますよ。