シルクスクリーンの製版の品質と値段を比較。自作、ウエマツ、磯写真製版、Maker’s Base。

製版のフレーム

シルクスクリーンに必要な道具の1つに、版(はん)があります。

この版の品質がわるければいいプリントにはなりませんし、版の品質が最終プリントの出来を決めるといっても過言ではありません。そしれ何よりも、シルクスクリーンをするときに悩むのがこの版を作る作業=製版のコストです。

そのあたりを書いていきます。




簡易的なものからプロ仕様の版まで

自宅兼アトリエにある版をパシャリ。

この画像は名古屋に引っ越す前のものなので東京の調布時代のもの。

製版 シルクスクリーン

いくつか種類があるのがわかりますよね?

 

違いは「網目の大きさ=メッシュサイズ」など数点あるんですが、使いやすさを左右するものとして枠(フレーム)の違いがあります。右のは渋谷のウエマツで作ってもらった低コストの簡易的な版で、真ん中は磯写真製版のもの、左のはシェア工房のmakers’ Baseのものです。

 

手間と時間を惜しまないなら自作が格安でオススメですが、ぶっちゃけ初心者にはハードルが高い。なかにはホームセンターで必要器具をそろえてDIY感覚でつくる人たちもいますが、マジですごいです。僕はそこまでの情熱をシルクスクリーンにかけられなかった。。。

 

そこで効率的な方法として、調べまくった挙句、シェア工房を利用することにしたんです。プロ仕様の製版の機械がありますし、最大で1メートル×1メートルの版をを作れるんですから、そこまでの大きさはさすがに自作では難しいでしょう。

 

いや小さいのが作れれば理論的に大きいのも可能ですが、その分費用がかさむのと、なによりも置いておくスペースが限られますからね。せまい賃貸物件を借りてる僕らとしてはやっぱり露光器を作って自宅に置く…という選択はありませんでしたな。

 

で製版の値段を比較するとこんなところ。

右に行くほど値段が高くなります。

 

自作<シェア工房<ウエマツ<磯写真製版

 

それぞれの製版の品質比較

品質についても比較しておきます。

 

自作

個人の力量次第。露光器の制作から製版作業すべてがどれだけ勉強したか、するかによる。

 

シェア工房(Makers’ Base)

しっかりした露光器があることと、知識のあるスタッフが常駐してるのでわからないことがあれば教えてもらえるので、それなりのものが作れます。数十枚ぐらいなら普通に耐えれる品質。

 

ウエマツ

簡易の版だけあって紗(しゃ)の張り具合いがよわい。数十枚もスルとヨレヨレになってきます。

 

磯写真製版

プロ仕様。何百枚と刷っても頑丈でビクともしないレベル。数百枚以上は持つかなと。

 

こうやって見るとわかりますが、自作またはシェア工房を利用すれば品質もそれなりで価格も断然安くすみます。ただ完全に自作の場合は製版の知識をかき集めたり、太陽光でやったり、ハードルが高いっちゃ高いわけですが…。

 

もしそこまで手間を掛けたり知識を得る時間がないんであれば、ウエマツが利用しやすいでしょうね。たしか郵送ではやってくれなかったと記憶してるので、東京に住んでる人限定になります。

 

で金銭面を気にしない方、またはある程度の費用をかけてでもちゃんとしたものを…という方には自信をもって磯写真製版の利用をオススメします。

 

製版の速さ(オーダーしたら翌日か翌々日には発送されます!ちょー速い!)と品質はまちがいなく素晴らしいので、アパレル関係者もご用達の業者さんです。